kazuさんのダイアリー(仮)

07年3月から始め、19年1月にダイアリーからブログに引っ越し。

派遣切りに思う

サブプライムの影響がまっさきに日本の派遣に及んだ。

サブプライム震源地はアメリカ。それに輪をかけたのはヨーロッパ。


しかし、アメリカ自身に首切りの嵐が吹き荒れているとは聞かない。
ヨーロッパでも同じ。
また、日本企業の海外現地法人にて現地社員の首切りが起こっているというのも
あんまり聞かない。
なのに真っ先に日本の派遣切りの嵐が吹き荒れている。


一方で、日本の大企業がこの期に及んで株配当増配の計画を立てていたり、
内部留保が多額に及んでいるというニュースは最近聞いている。
どうも日本企業の同胞蔑視姿勢が露骨なんじゃないかと思うのだが。
いかがなものだろうか?


派遣たちにも問題がある。
考えなしに、雰囲気だけで小泉政権を応援しなかっただろうか?
行き過ぎた市場原理化、金融化によって
今があると思うのですよ。


しかし、毎日の派遣切りのニュースには心が痛む。
別に派遣の人たちとはあまり縁もゆかりもないんだけど、
企業のあまりな扱いには心が寒くなる。