kazuさんのダイアリー(仮)

07年3月から始め、19年1月にダイアリーからブログに引っ越し。

エラ・フィッツジェラルド(Ella Jane Fitzgerald)について

エラ・フィッツジェラルドは黒人女性ジャズシンガーである。
日本のジャズ好きでも、かなりマイナーな部類に入ると思う。

彼女の声に昔のニューヨークを感じてしまってとても好きなのだ。
私自身はアメリカはハワイしか行った事がないけれど。

彼女自身はヴァージニア州ニューポート・ニューズ出身なのでニューヨークとはあまり関係ないようだが東海岸地域だ。
彼女の歌声は昔のニューヨークの夜を寂しく過ごしている人間の部屋でラジオから流れる、優しく慰めるような歌声に聞こえるのだ。


日本でエラ・フィッツジェラルドを紹介する場合なぜか「Mack the Knife」で紹介される。
でも、この曲はちっともピンとこない。なぜこの曲なのか。彼女の良さが伝わらない。


私のお薦めは「Night and DAY」、「How High The Moon」、「Blue Moon」だ。



「The Shadow Of Your Smile」もいいのだが、曲自体がアメリカ西海岸な感じがして、東海岸ニューヨークを感じるエラと少し合わない。でも、曲がいいのでとても良い。

「Summer Time」もなかなか良い。ニューヨークのアパートメントの建ち並ぶ暑い夜を感じる

Ella Fitzgerald Sings The Cole Porter Songbook 」も名曲揃い。

別にジャズに深い造詣がなくても分かりやすい曲なので、是非知ってほしいです。